トヨタ東京自動車大学校のあゆみ
日本のモータリゼーションの幕開け
昭和29年
日本自動車学校整備課として創設
東京都立川市のトヨタ直営「日本自動車学校」に自動車整備士(3級)養成課程として発足。

昭和38年
第一種自動車整備士養成施設として運輸大臣より指定を受ける
全国初の2級自動車整備士コースをスタート
昭和46年
整備教育部が八王子に移転
日本自動車学校の分校として現在の八王子市へ移転。4階建の本館(1号館)と平屋造りの実習棟でスタート。新規に17名の職員も採用された。

全国初の2年制2級自動車整備士コースの発足
八王子移転とあわせて、全国初の2年制2級自動車整備士コースをスタート。
昭和47年
学校法人トヨタ学園として都知事認可
「日本自動車整備学校(日整校)」に校名改称
「日本自動車整備学校(日整校)」に校名改称
学校法人トヨタ学園として都知事認可、校名を「日本自動車整備学校」と改称。

昭和51年
専修学校認可「日本自動車整備専門学校」に校名改称
1976年6月1日付をもって、学校教育法の改正により、八王子市では第1号の専修学校として認可された。同時に校名も「日本自動車整備専門学校」と改称。
昭和54年
豊田英二理事長就任
豊田工業大学設立の布石として、理事長にトヨタ自工豊田英二社長が就任。
昭和55年
第2実習棟(現4号館)施工
創立30周年を新たな出発点に躍進
昭和58年
第3実習棟(現3号館)施工
日本自動車学校の分校として現在の八王子市へ移転。4階建の本館(1号館)と平屋造りの実習棟でスタート。新規に17名の職員も採用された。

初の女子学生入学
昭和59年
創立30周年を迎える
常に時代や社会に求められる技術者像を描き出し、確かな人材へと育て上げるその“教育力”は、新校舎や学生寮の建設、コンピュータ教育の充実、女性自動車整備土への門戸開放、全学1000名体制など、業界を先取りしたプロジェクトに表れている。

昭和61年
新学生寮「一誠寮」施工
鉄筋コンクリート造 3階建 64室 定員128名(当時は2人部屋)

昭和63年
学校法人名改称
豊田工業大学の分離独立のため、1988年10月20日付をもって法人名を「トヨタ東京整備学園」として新設。
21世紀を目前に、新たな教育分野ヘチャレンジ
平成元年
新校舎が完成、1000名体制が確立
創立35周年にあたる1989(平成元)年に新校舎(2号館)が完成。
自動車整備単科の学校としては最大の定員1000名の学校となる。
自動車整備単科の学校としては最大の定員1000名の学校となる。

平成3年
2棟目の学生寮「啓明寮」施工
鉄筋コンクリート造 4階建 100室 定員200名
平成6年
創立40周年を迎える
豊田英二理事長が出席され、青年の像の除幕式、新しい校章、校旗の披露が行われた。

平成8年
研究科の発足
トヨタでのボデーサービス内製化の動きに呼応するとともに、自動車のハイテク化・多様化に対応し、2級課程卒業生を対象に、全国初の総合コースと車体コースを有するハイテクサービス・エンジニアコースとして4月に研究科(1年制)を新設。

平成9年
理事長にトヨタ自動車の栗岡完爾副社長が就任
車体整備士養成施設として運輸大臣より指定を受ける。
平成11年
理事長にトヨタ自動車の岩月一詞副社長が就任
ひと・クルマ・環境の時代へ
平成13年
富士スピードウェイで安全運転講習会
富士スピードウェイがトヨタ自動車の傘下に入ったことを受けて、2月に同サーキットにおいて運転技術講習会が実施された。運転姿勢や基本技術を確認した後、本コース走行を体験。この講習会がたいへん好評で翌年から例年授業として実施している。

平成14年
1級修士科発足
自動車整備士検定制度が改正され、2002年度から1級自動車整備士国家検定試験が実施されるようになった。この状況に呼応し、本校は全国初の1級自動車整備士養成課程を設置した。

平成15年
新校舎5号館が完成、1600名収容のアリーナも併設


平成16年
「トヨタ東京整備専門学校」に校名改称
創立50周年を機に2004年4月1日より、校名を「トヨタ東京整備専門学校(東整校)」とした。トヨタ自動車のメーカー校であることや、所在地、教育内容を明確に打ち出した新校名により、一層の認知度向上が期待された。

ひと・クルマ・環境の時代へ
平成17年
理事長にトヨタ自動車の笹津恭士副社長が就任
寮・マンション総定員数530名に増員。

平成18年
1級自動車整備士4年課程(1級自動車科)を発足
1級修士科(2年課程)を廃止し、4年課程の1級自動車科を新設。
卒業時には「高度専門士」を付与。
卒業時には「高度専門士」を付与。

平成19年
「専門学校トヨタ東京自動車大学校」に校名改称
4年課程を有し、大学と同様の高度なカリキュラムを実施していることで、新たに国土交通省の認める「大学校」へ改称。
理事長にトヨタ自動車の
豊田章男副社長(現トヨタ自動車会長)が就任
豊田章男副社長(現トヨタ自動車会長)が就任

今井正弘校長退任、杉山泰成校長就任
平成20年
「1級専攻科」開設
2級整備士資格取得後、1級整備士を目指すコース。
平成21年
理事長にトヨタ自動車の佐々木眞一副社長が就任
教育の質の維持・改善のため、設備投資を実施
2号館1階にリフト12基増設、グラウンド脇に試走路「チャレンジウェイ」を新設し、授業内容をさらに充実。

平成22年
当校独自の検定制度、トヨタ東自大「ハイブリッド検定」を創設
ハイブリッド教育の充実、学生のモチベーション向上を目的に当校独自で検定実施。
1・2・3級合格者に認定書とワッペンを授与。
1・2・3級合格者に認定書とワッペンを授与。

平成23年
東京オートサロンで優秀賞受賞
2011東京オートサロンに出展した「トヨタスポーツEV-TWIN」がECOカ一部門で優秀賞を受賞。

「ハイブリッド・EV科」の開設
環境対応車の普及に呼応し、全国初の専門課程として4月にハイブリッド・EV 科(1年制)を新設。
平成24年
米国NASCARメカ体験に日本人学生として初参戦
現地のNASCAR専科の整備学校に体験入学。本番のレースでジャッキ、タイヤ交換を担当。

魅力ある学校づくりの一環として校舎等をリニューアル
女子学生更衣室の大規模リニューアル、2号館外壁塗装、一誠寮外装塗装、学生用椅子(メッシュ)変更等を実施し、生活環境の充実を拡大。

平成25年
東京オートサロンに独自ブースで出展
恒例の東京オートサロンに今回から独自ブースで出展。EV化したトヨタ2000GTが話題に。

理事長にトヨタ自動車の前川眞基副社長が就任
平成26年
創立60周年トヨタ東自大 新体制でスタート
創立60周年を機に、校章をモチーフにした徽章を制定。教職員および学生に授与。

杉山泰成校長退任、松浪良樹校長就任
時代に先駆けた「スマートモビリティ科」の開設
急速に拡大しているスマート社会に呼応し、ハイブリット・EV科を全国初のスマートモビリティ科(2年制)として新設。必修科目で「学士」も全員取得。
多目的広場新設(現校内サーキット)
敷地面積 約5,000㎡ 校内サーキット・安全講習・災害時避難場所として活用。

平成27年
職業実践専門課程認定(自動車整備科、1級自動車科、1級専攻科)
企業との連携、情報公開等の実績が認められ「職業実践専門課程」に。2月17日付で文科省より認定。
平成28年
スマートモビリティ棟が完成、スマート社会で活躍する人材育成に活用
3月13日竣工式 / 職員見学会、メディア内覧会、関係会社見学会、保護者見学会実施。
スマートモビリティ社会での活躍を目指したエンジニアの育成環境を整備。
スマートモビリティ科1年13名、2年7名を中心に活用開始。クルマと家の電力マネージメントが学べる「スマートハウス」を校舎内に設置 。
スマートモビリティ社会での活躍を目指したエンジニアの育成環境を整備。
スマートモビリティ科1年13名、2年7名を中心に活用開始。クルマと家の電力マネージメントが学べる「スマートハウス」を校舎内に設置 。

西キャンパス完成、活用開始
3月9日竣工式。5月にオフロードコース、6月にラジコンコースが内製で完成。

第5回 同窓会総会開催(5年毎)/同窓会支部設立
7月11日にスマートモビリティ棟にて開催。223名の卒業生が来校。
杉孝喜 氏会長退任、矢島一豊 氏会長就任。
支部設立へ向けて規約改定。山梨県・神奈川県 同窓会支部設立。初の支部役員会開催。
杉孝喜 氏会長退任、矢島一豊 氏会長就任。
支部設立へ向けて規約改定。山梨県・神奈川県 同窓会支部設立。初の支部役員会開催。
第15回全日本学生フォーミュラー大会 初参戦

平成30年
ボデークラフト研究科設立
外部企業での講習、研修等も有効活用した高度な技術体験も実施。

令和元年
トヨタセールスエンジニア科開設

トヨタTEAM-GP(新グローバル教育)を4月に導入しトヨタ3校が連携を深めスタート
理事長にトヨタ自動車の横山裕行が就任
松浪良樹校長退任、上田博之校長就任
国際整備科開設:1期生14名入学
新校内検定「TTCTトヨタマイスター検定」開始(トヨタ・新技術について)
令和3年
八王子へ移転後50年
太陽光発電設備新設
103KW発電可能/4号館屋上パネル88枚・最大10kw+10kw=20kw、スマートモビリティ棟屋上パネル231枚・最大50kw/カーボンニュートラルを推進。停電時最大1500W供給コンセント×2口新設

令和4年
第20回学生フォーミュラ日本大会2022 有終の美を飾るEVクラス2位
総合17位/63チーム中、EVクラス2位/13チーム中、日本自動車工業会会長賞、省エネ賞2位/静的審査結果:コスト審査33位、プレゼン審査18位、デザイン審査36位/アクセラレーション:5.775秒、スキッドパット:12.229秒、オートクロス:1分29秒46

第6回同窓会総会
222名の卒業生が来校。矢島一豊氏会長退任、中島慶太郎氏会長就任。
若林良弘理事就任(当校職員初)
キャンパス・ハラスメント防止に関するガイドライン施行
創立70周年
令和6年
トヨタ3校 2025年4月に1法人化へ向けた法人体制の見直し決定
名古屋校、神戸校、東京校の3つの学校法人は時代の節目を迎え1法人化する方向で進化して参ります。
先進校としての教育環境整備
学内情報通信環境整備の一環として、全教室へのモニター導入によるIT化の推進