環境保全活動
当校は、トヨタ自動車(株)が2000年4月から行なっているグループ企業全体に向けた環境保全活動推進の呼びかけに呼応して取り組みを開始していましたが、学生への環境教育の意義を大きく受け止め、トヨタが提示していた「トヨタ地球環境憲章」を踏まえた独自の「環境方針」を2001年11月1日に策定。早期の認証取得に向け、本格的に活動を推進し、2002年3月29日付で環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」の認証を取得。2015年4月30日付で「エコアクション21」の認証を取得。2017年10月1日付で当校独自システムの「トヨタ東自大環境システム」運用開始。学生・職員一丸となって、より積極的に、環境保全活動に取り組んでいる。
当校の環境保全活動の特徴
1. 学校運営面での環境保全はもとより、環境教育に関する授業科目をカリキュラムに織り込み、学生に知識・実践の両面から意識付けを行い、環境保全を念頭に置いた視野の広いサービスエンジニアを社会に輩出することを目的としている。
2. 校舎やグランド、同一敷地内の学生寮を含む、キャンパス内すべての場所を適用範囲としている。
3. 一部の職員・学生だけでなく、すべての職員・学生を対象。
環境方針
1. 豊かな21世紀社会への貢献
豊かな21世紀社会へ貢献するため、環境との調和ある成長を目指し、自動車整備の高等教育機関として、自動車整備士教育活動の全ての領域で、環境に配慮し、環境の保全、改善に努める。
2. 環境教育の推進
職員にトヨタ東自大環境システムの周知徹底を図り、学生に対する環境教育を推進し、環境を意識し、卒業後の職場で環境保全活動を率先して遂行できる人材の育成に努める。
3. 自主的な取り組み
環境汚染の未然防止と環境法令等の遵守に務めることはもとより周辺地域の環境も配慮しつつ、自主的に改善計画を実行し、学生も含め環境保全とその向上に取り組む。
4. 社会との連携・協力
政府・自治体・地域社会及びトヨタグループとの連携・協力関係を構築し、環境に対する社会的な取り組みへの参画・環境政策への協力・環境保護の活動に積極的に取り組む。
5. 見直し・継続的改善
環境監査を実施して、トヨタ東自大環境システムを見直し、継続的に改善を図る。この環境方針は文書化し、全ての教職員・学生に周知するとともに、一般の人にも文書並びにホームページ(https://www.toyota-jaec.ac.jp/)を用いて開示。